観葉植物の育て方

観葉植物の大きさや種類

観葉植物の光要求度

 観葉植物といっても種類が多く、どの程度明るければ健全に育つかは千差万別で一概に言えません。園芸書に個々の植物について、言葉で説明してありますが、実感としては分かりづらいのが実情です。
観葉植物の種類とそれを育てるに十分な光の強さを簡単に知る道具のようなものがあれば、いいのですが照度計のような計測器を買ってまで園芸をやるわけには行きません。

照度計としてフリップ・フラップを利用する

 照度計ほど正確ではないが結構使えるものがフリップ・フラップという玩具と言うか、電子インテリアです。フリップ・フラップはタカラ・トミー社の登録商標です。若葉の動きが可愛らしく、明るいほど元気に動き、明るさが一定限度以下になると全く動きません。動きが人の気分と相通ずるところが、愛されているようです。これは太陽電池の働きによるものですが、明るさが動きで分かるので、大雑把な光センサーとして使うことが出来ます。
観葉植物用光センサとして使えるフリップ・フラップミニQ
※残念ながら2006年、生産終了したので店頭に残っているもしか入手できません。見つけたらお値打ち物です
下の表に光に応じたフリップ・フラップの動きと、その明るさに適合する植物例を示しました。
光要求度
(場所で表示)
フリップ・フラップの動き 置くことの出来る観葉植物例
窓辺の明るい場所 活発に動く ゴム、サンセベリヤ、サボテン、シェフレラ(カポック)、アイビー、ベンジャミン、ガジュマル、ウンベラータ、パキラ、ユッカ、トックリラン(ポニーテール、エバーフレッシュ、コーヒーノキ)
レースのカーテン越しの明るい窓辺 ゆっくり大きく動く ドラセナ類(幸福の木、サンデリアーナ、ワーネッキー)、コルジリネ類(コンシンネ)、モンステラ、ゲッキツ)
楽に読書できる明るい室内 弱く動く ポトス、カンノンチク、シュロチク、アレカヤシ、テーブルヤシ
薄暗い室内 かろうじて何とか動く アグラネマ、シンゴニウム、ディフェンバキア、フィットニア、フィロデンドロン類(セローム、オキシカルジウム)
暗い室内 動かない どんな植物も置けません

★上記の光は植物が現状維持するために最低必要な光量で、旺盛に成長するに十分な光量ではありません。
★植物が健全に生きてゆくためには上の光の状態が一日8時間程度維持される必要があります。
置き場が一段、明るいほうになるのは全く問題がありません。植物には大歓迎です。
★フリップ・フラップの動きで「活発に動く」と「ゆっくり大きく動く」の差はあまり明瞭ではありません。気持ちの差ぐらいです。あくまで、目安です。
★屋外用観葉植物(ゴールドクレスト、シマトネリコなど)は上の表とは無関係に屋外に置かないと枯らします。

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フリップ・フラップを観葉植物用照度計として利用する際の注意

フリップ・フラップは計測器ではなく、あくまで目安を与えてくれるものです。過信は禁物です

@ 明るさとフリップ・フラップの動きの大体の感じを把握します。
いろんな場所に置いてみて、表にある4段階の動きがどの程度のものか頭に入れてください。「活発に動く」と「ゆっくり大きく動く」の差は明瞭ではありませんが、前者は太陽が直接入射する窓辺の明るさです(一日中、陽が射す必要はありませんが)。
A 観葉植物を置いている場所でフリップ・フラップの動きを見ます。太陽電池が安定するまで2分程度待ってください。
B 大型観葉植物の場合、上部、株元、壁側など、複数箇所でフリップ・フラップの動きを調べます。
窓側だけ調べて安心していたら壁側や株元が暗くて、葉が枯れてしまうことがあります。

 植物の裏側の明るさも調べます。

シュロチクの置き場の明るさをフリップ・フラップの動きで調べます シュロチクの株元の明るさもフリップフラップでチェック大型観葉植物では株元の明るさも調べます。

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